自分の好きなことでしか、独立はできないと思う・・・

秋葉原での悲惨な事件もあって、あらためてロストジェネレーションの置かれた不遇さや、苦境に注目が集まっていますね。


かく言う僕も、1977年生まれ、社会人になったのは2001年の氷河期真っ只中です。

どこにも就職できず、フリーターの期間もずいぶんありました。

まだ、男性で派遣っていうのもあまりなくて、どうしようもなくコンビニのバイトをして・・。ようやく決まった就職先でも、まったく仕事になじめず、すぐに離職。


ずーっと惨めな社会人生活を送ってきました。そしてヤケになって、独立起業をしたのです。


(あの事件の容疑者も、どうせヤケになるなら、前向きなことをやればよかったのに・・。と思います。同じ世代の人間として、とても残念です。)


しかし、考えてみるとフリーターの頃から、常にWEBやデザインには興味を持ち続け、少しずつ勉強をしていました。


だから、学校でしっかりWEB制作を勉強したことはありません。いろいろなサイトを見たり、実際にWEBデザイナーの先輩から、技を盗みながら覚えてきました。


そして、今も、日々勉強。


興味のあることに関しては、勉強はまったく苦痛じゃありません。


もちろんWEB以外の勉強は、大嫌いです。経理や、マネジメントの本を買っても、ほとんど積読ですが、WEB制作に関する本はたくさん、読みます(月に10冊くらい)。


目まぐるしく変わる環境の中で、弱小な個人が生き抜いていくには、勉強し続けるしかありません。


ほとんどの人は、好きなことしか勉強できないと思います。


好きなことで独立をするのが、一番ベストだと考えるのはこんなシンプルな理由です。お金だけでは、とても続きません。