ウェブデザイナーで1,000万稼げるのか?

フリーランスで、年収1,000万を目指す!と繰り返し書いていますが、「具体的にどうするんだ?」「ではお前は何をやってるんだ?」と言われそうですね。


僕はWEBデザイナーです。


WEBデザイナーって年収1,000万なんていけんの?という声も聞こえてきそうです。


実際こんな下記のようなデータもあります。


WEBデザイナー向けの2大専門雑誌「WebDesigning」と「Webcreators」のデータを総合すると、WEBデザイナーの年収は、約60%の人が500万円未満という統計です。細かい数値まで示されてはいませんが、おそらくWEBデザイナーの平均年収というのは、400万円台の半ば位と推測されます。WEBデザインというのは、業界自体がまだ出来て間もないです(インターネットが一般普及してまだ10年ほどですから)。WEBデザイナーの平均年齢は約30歳、そして女性の比率も約30%と多い事を考えると、そんなに悪い金額でも無さそうに見えます。


物価データベースより


ぜんぜん無理じゃん。ってなりますよね。これだけ読んだら。


ただ、よく考えたら、サラリーマンというのは、あたりまえの話ですが、自分の売り上げた分すべてが給料になるわけじゃないですよね。


会社というのは、一人一人があげた、売り上げから、少しずつ少しずつ、オフィスの賃料であったり、水道光熱費であったり、販促費用であったり、社長の給料(!)などが引かれる仕組みになっているわけです。


営業をやっている人なんかは、月に何千万売り上げても、月収が数十万ということにやるせない気持ちになる人も多いです。
でも、マーケティングや、商品の製造、仕入れなどの過程を経てはじめてお金になるわけですから、自分ひとりの力で稼ぎだした訳ではないのです。


ここで、気がつく方もいるかも知れませんが、WEBデザイナーという仕事は、一人でマーケティング・製造・仕入れ・販売を完結できるんですね。(もちろん、一人でカバーできないところは、アウトソースという方法もあります)


当たり前のことですが、個人の中に会社の機能を備える。これがフリーランスをスタートするときに気をつけることです。

営業ができないのに、フリーランスになってはいけません。
商品を開発、製造、仕入れることができないのにフリーランスになってはいけないのです。欠けている機能を、なんらかの方法で埋めない限りは、そこで停滞してしまうことになります。